こちらは灸点紙というシール様の台紙を用いたお灸。このシールを張ることで火傷を防ぎます。お灸をしたいところにこのシールを貼り、手でひねった米粒大〜米粒の半分ほどの大きさのもぐさをこちらのシールの上に乗せ、線香で火をつけていく方法です。もぐさが燃えきる瞬間、少しチクッとした刺激がありますが、シールを貼っているので火傷はしません。 |
もぐさを三角錐状の形に手でひねり、それを燃やしていきます。大きさは、小指頭大です。だいたい2〜3pでしょうか。皮膚へ直接乗せ火をつけ、温かさを感じたところで取り除くのでほんわかと温かさが残るお灸です。こちらは熱いよりも、温かいという感覚のお灸です。 |
その名の通り、糸のように細い灸の事です。こちらは直接皮膚にお灸をすえていくので、少し茶色い跡や火傷が残ります。主に、逆子の治療で足の爪の生え際にすることが多いですが、魚の目やイボの時にも施術で用います。糸状灸は細いお灸なので広範囲の火傷にはなりませんが、もぐさのタール成分が皮膚に付着するため茶色い跡が残ります。目立つ所への糸状灸はほとんどしませんが、それでも気になる方は、この糸状灸ではなく灸点紙で施術する場合もあります。 |